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【食の専門家解説】フードローテーションは必要!やり方や切り替え期間などを公開!

【食の専門家解説】フードローテーションは必要!やり方や切り替え期間などを公開!

愛犬家のみなさんは、フードローテーションをご存知でしょうか?

フードローテーションにはたくさんのメリットがありますが、獣医師によっては不要だという見解もあるため、なかなか実践できずにいる方もいらっしゃるかもしれません。

今回は、フードローテーションに興味がある方や、実践するのを迷っている方に、フードローテーションのやり方やおすすめする理由などを、ペットフーディストとして詳しく解説します。

また、食物アレルギー・食物不耐症のため、体に合うフードや食材が非常に少ない我が家の愛犬の経験から、フードローテーションの必要性を特に感じている理由もあわせてご紹介します!

目次

フードローテーションとは?

フードローテーションとは、数種類の主食のフードを切り替えて順番に与える方法のことです。

愛犬のお気に入りのフードや体に合うフードが複数あれば、フードローテーションをすることができます。

フードローテーションは必要!おすすめしたい理由4選

フードローテーションは不要だという見解も中にはありますが、ローテーションすることで多くのメリットがあるのも確かです。

ここでは、フードローテーションをおすすめしたい理由をご紹介します。

フードの飽きを防ぐ

毎日同じフードを喜んで食べてくれる犬もいますが、同じ味や同じ匂いのフードを長く与えていると飽きてしまうこともあります。

フードに飽きて食欲が低下している犬には、フードローテーションが効果的です。

犬はごはんの時間が大好きですから、味や匂いが異なるフードをローテーションすることで、更にごはんの時間を楽しみにしてくれることでしょう!

消化能力を高める

犬はごはんを食べると、消化するために消化液を作り出します。

犬の体はフードに合わせて消化液を作り出すので、毎日同じフードを食べていると消化能力も一定です。

しかし、原材料やカロリーが異なるフードを食べると、それを消化するために消化液を作り出す量が変わるので、消化能力も高まります。

そのため、異なるフードを定期的にローテーションすることは、消化能力を高めることになるのです。

食物アレルギー・食物不耐症のリスクの減少

食物を摂取したときに体になんらかの反応が出ることを食物有害反応といい、食物アレルギー食物不耐症にわけられます。

食物アレルギーとは

タンパク質に対して免疫が異常に反応することで発症します。

食物不耐症とは

特定の食品を消化できないことで発症します。

アレルギーと不耐症は症状が同じなので、発症してもどちらなのかが判別しづらいです…。

アレルギーだと思っていたら不耐症だったということも…。

愛犬のアレルギーや不耐症で悩まれている方も多いのではないでしょうか。

犬は、アレルゲンや体に合わない食品を摂取し続けて許容量を超えると、アレルギーや不耐症の症状が現れます。

元々どの食品が愛犬の体に合わないかわかっていればそれを食べなければよいのですが、わからずに長期間摂取していると、それがアレルゲンや不耐症の食品だった場合、知らず知らずのうちに体に蓄積されて許容量を超えてしまうかもしれません。

そのため、フードを定期的に変えてローテーションすることで、アレルギー・不耐症のリスクが減少されます。

栄養が偏るのを防ぐ

主食である総合栄養食は元々栄養バランスが良く、1種類のフードを食べ続けていても栄養不足になることはありません。

しかし、フードによって含まれる栄養素や割合もそれぞれ異なるため、1種類のフードを長期間食べるより、複数のフードをローテーションする方が様々な栄養素が摂取できます。

フードローテーションのやり方

数種類のフードを順番に与えるフードローテーションですが、せっかくなら愛犬にとってメリットになるようにローテーションしたいですよね。

そこで、おすすめのフードローテーションのやり方をいくつかご紹介します。

原材料(主にタンパク源)を変える

まずはじめにご紹介するのは、原材料を変えるローテーションのやり方です。

ドッグフードのパッケージを見ると原材料名が表記されていますが、1番最初に書いてあるのがそのフードの主原料になります。

ほとんどのフードがタンパク質である肉や魚が1番目に表記されているかと思いますが、その主原料であるタンパク質が異なるフードを選んで定期的にローテーションしていきましょう。

例えば、現在食べているフードが鶏だとしたら、次は馬、その次は魚、というように、同じタンパク質にならないようにフードを選んで与えます。

他にも牛・羊・鹿・豚、魚ではサーモンやかつお・まぐろ・白身魚など、様々なタンパク源があります。

いろいろなタンパク源のフードがあるので、選ぶのも楽しいですね!

どの食材もそれぞれ栄養素が異なるので、主原料が違うフードを与えることで様々な栄養素を摂取することができます。

季節にあわせて変える

どの主原料のフードにするか迷ったら、季節にあわせて主原料を選ぶやり方もおすすめです。

食材には体を温めたり冷やしたりする特徴があるため、それに合わせて主原料を選んでみましょう。

夏におすすめな食材(体を冷やす食材)冬におすすめな食材(体を温める食材)
羊・鹿・鶏・牛・鮭・まぐろ・青魚

羊肉は特に体を温めてくれます!

また、豚・たら・かつおは、体を冷やしすぎたり温めすぎたりしない食材なので、季節を問わずに取り入れたいタンパク源です。

夏は馬、冬は羊、春秋はたら…というローテーションもよいですね。

原産国を変える 

どのフードを選べばよいか悩んでいる方は、原産国を変えてローテーションするのもおすすめです。

お店やインターネットで販売されているドッグフードは、日本のみならず、アメリカ、カナダ、ドイツ、イタリア、イギリス、ニュージーランド、オーストラリアなど、様々な国のものが並んでいます。

ヨーロッパをはじめとする上記の海外の国はペット先進国なので、食品やドッグフードに関する法律が厳しく、高品質なフードで日本でも人気です。

法律によって規制されているドッグフードは、各国で原材料や栄養素の成分が異なるため、フードローテーションすることでバランスよく栄養素を摂取することができます。

また、鳥インフルエンザなどの病気各国の情勢天候による不作などの理由で、突然フードが手に入らなくなることもあるため、原産国が異なるフードをローテーションすると安心です。

日本のフード、ドイツのフード、カナダのフード…というローテーションもよいですよね。

フードローテーションの切り替え期間

では、フードローテーションはどの位の期間で切り替えるのがよいのでしょうか。

切り替える際の注意点も含めてご紹介します。

フードを急に変えない

現在のフードから新しいフードに切り替えるときは、愛犬の様子をみながら時間をかけて行います。

新しいフードに急に変えてしまうと、軟便や下痢、嘔吐をする可能性もありますので、現在のフードと新しいフードを混ぜながらゆっくりと切り替えていきましょう。

新旧のフードの割合を変え、10日ほどかけてフードを切り替えていきます。

新しいフード現在のフード
1日目1割9割
2日目2割8割
3日目3割7割
4日目4割6割
5日目5割5割
6日目6割4割
7日目7割3割
8日目8割2割
9日目9割1割
10日目10割なし
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お腹が強い犬は1週間、お腹が弱い犬は2週間ほどで切り替えるのもよいですね。愛犬の様子を見ながら変えましょう!

ゆっくりと切り替えていても便の状態や体調が悪くなった場合は、新しいフードが体に合っていない可能性もありますので、割合を変えたり元のフードに戻したりして様子を見てください。

3ヶ月以上の期間でローテーションするのがおすすめ

短期間でフードをころころ変えると、消化器官に負担がかかるだけではなく、愛犬の体に合ったフードかわからないためおすすめできません。

フードは3ヶ月以上の期間をかけてローテーションし、愛犬に合っているフードかどうか体調や便の状態を見て判断しましょう。

お腹が弱い犬6ヶ月ほどの期間でローテーションすると、消化器官の負担が少なくておすすめです。

朝晩で違うフードを与えてもいい?

愛犬の体調が悪くなければ、朝晩で違うドッグフードを与えることは可能です。

消化器官に負担がかかることを理解した上で行い、与えるフードは愛犬の体に合った食べ慣れているものにしましょう。

ソラ

1日の運動量を考えて、朝はタンパク質が多めのフード、夜は脂肪分が少ない消化が良いフードにするのもよいですね。

こんな犬はフードローテーションは不要?

フードローテーションをすることは犬にとってメリットが多いのですが、中には気をつけなければならない犬もいますので、ご紹介します。

子犬

成長途中の子犬は消化器官が未熟なため、フードが変わると消化不良を引き起こす可能性があります。

成長がおちつき、フードをしっかり消化できるようになってから、フードローテーションをはじめましょう。

すでに食物アレルギーがある犬

愛犬のアレルゲンがわかっていれば、その食材が含まれていないフードを選んでローテーションすることができます。

しかし、特定のドッグフードを食べてアレルギー症状がでたものの、何がアレルゲンなのかはわからない場合は、フードローテーションをする際は慎重に行わなければなりません。

そのフードが本当に愛犬の体に合っているかどうか見極めるためにも、以下の点に注意してローテーションをしましょう。

  • 切り替え後は同じフードのみを与える
  • おやつやトッピングを与える際は、アレルゲンではないとわかっている食材で、食べ慣れているものにする

前述したとおり、犬はアレルゲンや体に合わない食品を摂取し続けて許容量を超えるとアレルギーや不耐症の症状が現れるので、すでに食物アレルギーがある犬も注意を払いながらフードローテーションする必要があります。

食物アレルギー・食物不耐症である我が家の愛犬の場合

我が家の愛犬は、食物アレルギー・食物不耐症で、現在ほとんどの食材やドッグフードが食べられません。

食物アレルギー・食物不耐症については、前述したこちらをご覧ください!

症状は、愛犬が2歳のときに現れました。

それまでは3ヶ月位の期間でフードローテーションをし、おやつやトッピング、特別な日には手作りごはんなど、様々な食材を与えていました。

特定の食材でアレルギー症状(嘔吐や下痢)は出ていたものの、その食材が含まれるフードは与えなかったため、ある日突然ドッグフードを食べて激しい下痢をした時に驚いたことを覚えています。

この時を境に、今まで食べていたものも急に嘔吐・下痢などの症状がでるようになってしまい、かかりつけの動物病院に頻繁に足を運んでは、どの食材が原因となっているのか探す日々がはじまりました。

愛犬は、タンパク質だけではなく炭水化物や野菜、果物にも下痢などの症状がでるため、アレルギーよりも不耐症の方が症状が多いのだと思います。

いろいろなフードを試した中でようやく探しあてたドッグフードは、便の量もかたさもとてもよかったため、愛犬の体に合っているのだとすぐにわかりました。

そのフードを与えながらも、愛犬の体に合った食材やドッグフードを探して試してみましたが、なかなか合うものが見つからず、フードローテーションができないまま2年が経ったところで、皮膚に少しずつ症状(かゆみや膿皮症)がでるようになってしまったのです。

体に合っていたドッグフードも長く食べ続けた結果、アレルゲン・不耐症の許容量が超えてしまったのでしょうか…。

それから新たなドッグフードを必死に探し、なんとか見つけだして半年ほど与えたところで、以前の2年食べていたフードにローテーションしました。

皮膚に症状がでていた以前のフードも、半年ぶりに食べると特に症状はでなかったため、現在はその2種類のフードを6ヶ月ほどの期間でローテーションしています。

体に合っていたフードを長い期間与えたところ、ある日突然症状がでた経験があるため、フードローテーションの必要性を強く感じています!

これからもアレルゲンや不耐症の許容量を超えないように、また消化能力を高め愛犬がいつまでも健康でいられるよう、ローテーションできるフードや食材を探し続けたいと思っています。

まとめ

今回は、フードローテーションについて詳しく解説しました。

我が家の愛犬のこともあり、私はフードローテーションの必要性を強く感じています。

フードローテーションに興味がある方や実践するのを迷っている方は、この記事を参考にしていただき、これからはじめてみてはいかがでしょうか。

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