オーナーさんなにを試しても愛犬の食べムラが治らない…



いつも寝てばかりいて、なんだか元気がなさそう…
今、愛犬の食事について、そんなもどかしい思いを抱えていませんか?
前回の記事では、愛犬の胃にフードが残っていた衝撃の事実をお伝えしました。
今回は、そこからどうやって完食する日常にたどり着いたのかをお話しします。
当時の愛犬は、家にいるときはいつも寝てばかりいたのですが、その理由を深く調べていくうちに、ある結びつきに気がつきました。
実は、愛犬がいつも寝てばかりいたのは、食べ物を消化するだけで体力を使い果たしていたからだったのです。
原因が消化の負担だと気づいたわが家は、フードを一度お腹サポート食に戻し、消化酵素サプリをプラスする選択をしました。
今回は、その試行錯誤の末に、愛犬が毎食ペロッと完食してくれるようになるまでの、わが家の具体的な取り組みについてお話しします。
- 寝てばかりいた愛犬が、実は消化に体力を使い果たしていたというわが家の事実
- お腹サポート食に消化酵素サプリをプラスしたわが家の具体的な方法
- 消化が整ったことで、毎食ペロッと完食してくれる毎日に変わるまでの道のり
愛犬の食べムラに悩み、しっかりと消化をサポートしたいと願うオーナー(飼い主)さんは、ぜひ最後までご覧ください!
- 本記事は、わが家の愛犬の体験と個人の研究に基づく記録で、特定のフードやサプリの効能を保証するものではありません。
- 犬の体質はそれぞれ異なります。食事療法や体調については、必ずかかりつけの獣医師にご相談ください。



ブログのシステム上、どうしても広告の案内が表示されてしまうのですが、この連載記事(全5回)の中には、特定の商品の宣伝は一切ありません。かつての私と同じように、愛犬の食生活で深く悩むオーナーさんへ、わが家が歩んだリアルな経験と知識をお届けしたくて書いた記録です。
この記事は、愛犬の体質と向き合ってきた道のりをつづった連載の第2回です。
はじめての方は、 ぜひこれまでの連載からご覧ください。
愛犬は、市販のフードや食材、療法食までほとんどのものが体に合わず、嘔吐や下痢、皮膚症状を繰り返していました。
ある時かかりつけの動物病院で、ひょんなことからお腹のエコー検査を受けることになったのですが、そこで食後12時間たっても胃の中にたくさんフードが詰まっているという事実が判明し、獣医師からは「消化ができていない」と言われます。
そこから、愛犬が長く苦しめられている嘔吐・下痢・皮膚症状とアレルギーと消化不良の関係性について、深く考え、資格取得のために更に勉強していきます。
愛犬のアレルギー疑いから消化不良が判明するまでを、こちらで詳しく書いていますので、ぜひご覧ください!(連載の第1回)
アレルギー療法食が愛犬の負担になっていた現実


長く食べていたお腹サポート食で皮膚症状が出てしまったため、なんとか探し出した市販のアレルギー用療法食を食べていた愛犬。
獣医師に「消化ができていない」と言われてから、毎食アレルギー用療法食をふやかして与えていました。
しかし程なくして、今まで見たことがないくらいの硬いコロコロとした便を、1日に何回も排便するようになってしまいます。
このアレルギー用療法食には食物繊維が多く含まれているため、そのせいもあって便が硬くなっているのだろうと思っていました。
硬いコロコロとした便も心配でしたが、特に気がかりだったのが、排便の回数の多さです。



排便の回数があまりに多いときは、栄養が十分に体に届く前に、そのまま外へ出てしまっている可能性があります。
愛犬は、まさにこの状態だったのです。
寝てばかりいたのは消化で体力を使うから
愛犬は被毛が次第に薄くなり、家にいるときはあまり動かずに寝ていることが多くなりました。
特に病気というわけでもないのに寝てばかりいたのは、消化のために体力を使い果たしていたことが大きな要因だったと考えています。
消化は、体にとってとても大きなエネルギーを必要とする活動です。
消化に負担がかかるものを食べたり、未消化の状態が続いたりすると、常に胃腸が働き続けるため、体に大きな負担がかかってしまいます。
お伝えしたとおり、愛犬が受けたエコー検査で判明したのは、消化不良で胃の中にフードがたくさん残っているということでした。



胃の中に常にフードが残っていると、1日中休むことなく消化にエネルギーを使い続けるので、体力を消耗してしまいます。



消化にすべてのエネルギーを使い切って他に回す体力が残っていなかったこと。
これこそが、当時のわが家の愛犬が寝てばかりいた本当の理由でした。
選んだ療法食すら合わず追い詰められる
このアレルギー用療法食は、これまで食べてきて体に合わなかったフードや食材のような、嘔吐・下痢・皮膚症状は出ていません。
しかし、便が硬すぎたり、排便回数が多すぎたり、被毛が薄くなったり、家で寝てばかりいるようなことは、今までありませんでした。
愛犬の明らかな異変に、このアレルギー用療法食は愛犬の体に合っていないことを強く実感します。
とはいえ、軽い皮膚症状が出ていたお腹サポート食には戻りたいと思えず、完全に追い詰められてしまいました。
食が細い愛犬における消化酵素の必要性


愛犬はパピーの頃から食が細く、食べたり食べなかったりを繰り返してきたので、常に痩せていました。
エコー検査で判明した未消化の事実には驚きを隠せませんでしたが、ここである疑念を抱きます。



もしかしたら愛犬は、ごはんを食べたかったのに消化がうまくできずに食べられなかったのかもしれない…そう考えると今までのことも腑に落ちます。
愛犬の体に合うフードを探すことも大切ですが、もっと根本的な、愛犬自身が持つ食べたものを消化する力に目を向けるべきだと考えました。
食物の分解をサポートする酵素の力
愛犬の体に合うフードを探すことに行き詰まりを感じながら、資格取得のために勉強に励んでいたところ、犬の消化吸収には消化酵素が欠かせないことを学びます。



消化酵素は、食物を分解して、栄養素の吸収をサポートする働きを持つ酵素です。
下記に、犬の消化吸収の仕組みについて、簡単にまとめました。
食べ物をかんで細かくし、唾液と混ざって飲み込んだ後、胃に運ばれます。
胃液に含まれる消化酵素により、タンパク質の最初の消化がはじまります。
栄養素の消化と吸収を行います。
- タンパク質
- 脂質
- 炭水化物(糖質)
- 多くのミネラル・ビタミン
これらの栄養素は、胆汁(脂質を乳化する役割をもつ)、膵液に含まれる酵素、腸液に含まれる酵素によって、細かく消化され、吸収されていきます。



胃で消化がはじまったタンパク質をさらに細かく分解したり、胆汁で乳化した脂質を酵素で分解したり…。
小腸は、ほぼ全ての栄養素を消化吸収する場所です。
水分とミネラルの一部を吸収し、便を作ります。
上記のとおり、消化酵素は体内で分泌されるのですが、食物からも摂取することができます。



特に、野菜や果物には酵素が多く含まれています。
酵素は熱に弱いので、生で食べられるりんご・キウイ・大根・きゅうりなどをすりおろして与えるのがおすすめです!
与える際には愛犬の様子を見ながら少量ずつ与えましょう。
消化酵素の分泌量は、年齢や体質、犬種などによって個体差があるので、食べたものをなかなか消化できないわが家の愛犬のようなケースでは、体内の分泌だけに頼らず、外からも補うという選択肢が必要なのだと考えていました。
未消化と向き合うサプリという選択肢
前にもお伝えしたとおり、愛犬はほとんどのフードや食材が体に合いません。
愛犬の消化不良と向き合うため、食物から消化酵素を摂取したかったのですが、体に合わない野菜や果物を与えるわけにはいかず、頭を悩ませていました。
そのような時に、知人の紹介で、ペット栄養管理士の方とお話しする機会を得ます。
今までの愛犬の状態と、現在(当時の)の愛犬の様子を見てもらい、様々なアドバイスをいただきましたが、その中でお勧めされたのが消化酵素のサプリです。
サプリメントは、野菜や果物よりも手軽に摂取できるので魅力的ですが、この時の私は、愛犬に新たなものを与えることに恐怖を感じていました。



激しい嘔吐や下痢を幾度となく繰り返してきた愛犬。
その時の辛そうな姿が脳裏に焼き付き、できるだけ嘔吐・下痢をさせないようにと、当時の私はひどく慎重になっていました。
しかし、愛犬の体のためにできることはなんでもしたいという一心で、消化酵素のサプリを試してみる決意をします。
消化酵素サプリが愛犬にもたらした確かな変化


消化酵素のサプリを与える決意をし、不安と向き合いながら、愛犬の体に合うものを探してひとつずつ試していきます。
愛犬に合うサプリを見つけ、毎食与えるようになると、その体に確かな変化があらわれるようになったのです。
新たなものを与える不安と向き合う日々
消化酵素のサプリは、使われている原材料によって、分解できる栄養素の種類が変わります。
そこで私は、原材料に注目して、次のような条件でサプリメントを探すことにしました。
- 無添加の商品であること(合成添加物や合成保存料などを使用していないもの)
- 多くの酵素が含まれていること(タンパク質だけでなく、炭水化物(デンプン)、脂肪、食物繊維を分解する酵素が含まれているもの)



愛犬は、タンパク質よりも炭水化物・野菜・果物の方が体に合わず、嘔吐や下痢を繰り返してきました。



愛犬の嘔吐や下痢が消化不良と関係があるのなら、多くの栄養素を分解する酵素を選びたい…そう考えました。
またひどい嘔吐や下痢をするのではないかと不安を抱えながら、愛犬の様子をじっくりと観察して、ひとつずつサプリを試していきます。
どの原材料が合うのかわからないなか、動物性や植物性など、さまざまな種類のサプリを試しましたが、なかなか愛犬の体に合うものに出会えません。



この頃の愛犬は、アレルギー用療法食を食べているうちに、次第に体が弱っていってしまいます。
強い危機感を抱き、意を決して元のお腹サポート食に戻すことにしたのです。
そんな試行錯誤の末に、今の愛犬の支えとなっている消化酵素のサプリに出会います。
消化が整い完食が当たり前になった毎日
お腹サポート食に戻し、消化酵素のサプリを毎食与え続けていると、愛犬に明らかな変化が現れました。
パピーの頃から食べたり食べなかったりをずっと繰り返し、完食することが稀だった愛犬が、サプリをふりかけたフードを、毎食ペロッと完食するようになったのです!



あんなに毎日苦労して食べさせていたのが、嘘みたいです…!
家族もとても驚いていました!
以前同じフードを食べていたときも、完食することはほとんどなかったので、なおさら驚きましたし、消化酵素が愛犬の体の中でうまく働いてくれたことを、強く実感した瞬間でした。



食べたものがきちんと消化できているから、自然とお腹がすいて食べられるということです。



このサプリは愛犬の体に合っていましたが、すべての子に合うとは限りません。
どんなに優れた商品でも、体質や健康状態などによって、合う・合わないの個体差は必ずあります。
大事なのは、わが子の様子をじっくり観察し、その子にとっての正解を見極めてあげることです。
まとめ
パピーの頃から試行錯誤を繰り返してきたわが家ですが、ついに毎食ペロッと完食するという大きな一歩を踏み出すことができました。
あらためて、この記事の要点を整理します。
- 寝てばかりいたのは、消化に体力を使っていたのが大きな要因だった
- フードをお腹サポート食に戻し、消化酵素サプリをプラスした
- 消化が整ったことで、毎食ペロッと完食してくれる毎日に変わった
- サプリの効果には個体差があるため、わが子に合うかどうかの見極めが大切
次回は、この消化酵素サプリを毎食続ける中で、愛犬の体に現れた驚きの変化について詳しくお話しします。



本当に嬉しい変化は、ここからでした!
ぜひ、続きも読んでいただけましたら幸いです!








